高血圧
- 東洋はりきゅう院・梅島
- 2022年3月22日
- 読了時間: 2分
先日、高血圧に悩む60代半ばの女性が来院されました。
許可を得て、ブログに書かせていただいています。
症状は、高血圧。それに伴い、吐き気・めまい・寒気があるとのことでした。
高血圧は昨年11月頃診断され、投薬で様子を見ていましたとのこと。
しかし、ここ最近の気温の変化によって、症状が悪化。
再び病院に行ったが、血圧の薬が増えただけで、症状は改善されず。
翌日、別の病院を受診するも、150/90くらい普通で心配いらないとのこと。
吐き気があったので、その薬を処方されて帰宅。
高血圧に限らず、こういったケース多いです。
まず最初に言いたいのが、多くの患者さんを見ている人からしたら普通でも、悩みを抱えて来ている患者さんにとっては、普通ではないということ!
さて、施術の話です。
今回の場合は、高血圧だけでなく、自律神経の乱れからの症状もあると判断しました。
触診で一番気になったのは、頭部のむくみ。
自律神経は、寒暖差の激しい今の季節に乱れやすいとよく言われます(1日の気温差が10℃くらい)。
そういった外的要因により、血圧のコントロールが効かなくなり、その他症状も色々出てきたのではないでしょうか。
血圧が上がり、色々な症状が出て不安になり、ストレスが溜まる。
そういった内的要因で、気血が上昇し下降しないので、頭部のむくみや寒気が出てきたのではないでしょうか。
ということで、不安を取りつつ血圧・自律神経・むくみの鍼。
冷え・むくみ・気血を循環させるために、お灸。
施術後は、血圧は下がり、むくみも多少改善。
しかし、これはあくまで一時的。
定期的に施術し、定着させなければなりません。
今回の方は、週1~2回の施術が必要だと説明しました。
もちろん、血圧の薬は併用します。
毎日記録をつけながら様子をみて、施術間隔は段々と空けていきます。
薬は勝手に止めずにしっかり担当医と相談してください。
高血圧でだんだん薬が効かなくなった、また薬が増える・変わる。
色々な症状で、対症療法の薬ばかり飲んでいる。
そんな方、一度お問合せ・ご相談ください。
痛みなどと違って、一発で良くなるものではないので、一度お話をして納得した場合のみ、施術を行います。
因みに、今回の患者さんはご夫婦でご来院いただき、旦那様も関節痛などの施術をされました。
当院、基本的にはベッド1台ですが、ご家族・カップル・友達同士での施術は2人まで!
内容次第では可能となっております。
ご希望があれば、そちらもお気軽にご相談ください。
それでは、寒暖差に負けずに頑張りましょう!!!
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